イザイ【Eugène-Auguste Ysaÿe】
[1858〜1931]ベルギーのバイオリニスト。指揮者としても活躍し、主にフランスとベルギーの近代音楽の紹介に努めた。
イヨネスコ【Eugène Ionesco】
[1912〜1994]フランスの劇作家。ルーマニア生まれ。「禿の女歌手」「授業」「椅子」などで、アンチテアトル(反演劇)の代表者となった。ほかに「犀」「瀕死の王」など。
うじ‐かがのじょう【宇治加賀掾】
[1635〜1711]江戸前期の古浄瑠璃最後の名人。紀伊の人。前名、宇治嘉太夫(かだゆう)。京都を中心に活躍。古浄瑠璃と義太夫節の橋渡しの役割を果たした。
うじ‐かだゆう【宇治嘉太夫】
宇治加賀掾(かがのじょう)の初名。
うじ‐の‐かんぱく【宇治の関白】
藤原頼通(よりみち)の通称。宇治の邸宅に住んだことによる。
うじ‐の‐わきいらつこ【菟道稚郎子】
応神天皇の皇子。多くの典籍を学び、父の信任も厚く皇太子になったが、父帝の死後、兄の大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)(仁徳天皇)に皇位を譲るために自殺したという。
カリエール【Eugène Carrière】
[1849〜1906]フランスの画家。女性像、特に母性愛をテーマとする作品が多く、単色の夢幻的な美しさを特徴とする。代表作「母性」「接吻(せっぷん)」など。
ドラクロワ【Eugène Delacroix】
[1798〜1863]フランスの画家。強烈な色彩と動的な構図による劇的な表現でロマン主義を代表。作「民衆を率いる自由の女神」「サルダナパールの死」など。ドラクロア。
フロマンタン【Eugène Fromentin】
[1820〜1876]フランスの小説家・画家・美術評論家。自伝的小説「ドミニック」は心理小説の傑作とされる。