エッケルト【Franz Eckert】
[1852〜1916]ドイツの軍楽隊指揮者・作曲家。明治12年(1879)来日。海軍軍務局で軍楽隊の指導・養成に当たった。また、伊沢修二に協力して、日本の音楽教育に多大な貢献をした。
ゲーデル【Kurt Gödel】
[1906〜1978]米国の数学者・論理学者。オーストリアに生まれるが、ナチスに追われ渡米。記号論理学・数理哲学・集合論などに多大な業績を残した。特に、不完全性定理の証明は数学界に大きな影響を及...
コルトレーン【John William Coltrane】
[1926〜1967]米国のジャズサックス奏者。モード奏法と、インド音楽のラーガを素材とした新しい表現形態を創始。1960年代以後のジャズに多大な影響を与えた。
ジョイス【James Augustine Joyce】
[1882〜1941]アイルランドの小説家。「内的独白」や「意識の流れ」という手法を用い、さらに言語の前衛的実験によって人間の内面を追求し、20世紀文学に多大の影響を与えた。作「ダブリン市民」「...
スタニスラフスキー【Konstantin Sergeevich Stanislavskiy】
[1863〜1938]ソ連の演出家・俳優。モスクワ芸術座を創立、リアリズム演劇の旗手として活動。その理論スタニスラフスキーシステムは世界の俳優教育に多大の影響を与えた。著「芸術におけるわが生涯」など。
セザンヌ【Paul Cézanne】
[1839〜1906]フランスの画家。印象派として活躍したが、のち、色面によって空間を構築する独自の様式を確立し、キュビスムをはじめとする20世紀絵画に多大な影響をもたらした。作「サント・ビクト...
せっしゅう【雪舟】
[1420〜1506]室町後期の画僧。備中の人。諱(いみな)は等楊(とうよう)。京都の相国寺に入り、画技を周文に学んだ。山口に画房、雲谷庵(うんこくあん)を開設。渡明を挟んで宋元画を広く学び、の...
タルスキ【Alfred Tarski】
[1902〜1983]米国の数学者・論理学者。ポーランド生まれ。のち米国に移住・帰化した。記号論理学における意味論の開拓者で、現代記号論理学の発展に多大な貢献をした。主著「形式言語における真理概念」。
ドストエフスキー【Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy】
[1821〜1881]ロシアの小説家。処女作「貧しき人々」で作家として出発。混迷する社会の諸相を背景として、内面的、心理的矛盾と相克の世界を描き、人間存在の根本的問題を追求。20世紀の文学に多大...
にしざわ‐じゅんいち【西沢潤一】
[1926〜2018]工学者。宮城の生まれ。昭和25年(1950)にPINダイオードや静電誘導トランジスター(SIT)を開発。その後も半導体レーザー・発光ダイオード・光ファイバーなどの開発に貢献...