いちかわ‐だんじゅうろう【市川団十郎】
歌舞伎俳優。屋号、成田屋。江戸歌舞伎を代表する名門で、荒事(あらごと)の宗家。 (初世)[1660〜1704]一説では14歳で荒事を創始したといわれ、三升屋兵庫の名で脚本も書いた。俳優生島半六...
せん‐どうあん【千道安】
[1546〜1607]桃山時代の茶匠。初名は紹安。号は可休斎。利休の長男。利休とともに豊臣秀吉に仕えたが、利休死後、弟少庵がその後を継ぎ、不遇に終わったという。茶室・道具・茶事などに独自の工夫を...
よしざわ‐けんぎょう【吉沢検校】
[1808?〜1872]江戸末期の箏曲(そうきょく)家。2世。尾張の人。幕末期の復古的な精神を反映した純箏曲を作曲し、新しい調弦法を工夫した。作品に「千鳥の曲」「春の曲」「夏の曲」などの古今組(...