アーノルド【Arnold】
(Thomas〜)[1795〜1842]英国の教育家。古典学偏重を廃し、数学や近代語導入などの教育改革を行った。 (Matthew〜)[1822〜1888]英国の詩人。批評家。の長男。主著...
オズボーン【John Osborne】
[1929〜1994]英国の劇作家。既成の社会秩序を批判する処女戯曲「怒りをこめてふり返れ」で世に衝撃を与え、「怒れる若者たち」という言葉を生んだ。
かすが‐まさじ【春日政治】
[1878〜1962]国語学者。長野の生まれ。奈良女高師・九大教授。平安初期の古経典を研究、訓点語学の基礎を築く。「西大寺本金光明最勝王経古点の国語学的研究」で学士院賞。他に「仮名発達史序説」など。
かとう‐しゅういち【加藤周一】
[1919〜2008]評論家。東京の生まれ。昭和22年(1947)、中村真一郎・福永武彦との共著である評論集「一九四六 文学的考察」を発表。その後は文学・文化・美術・政治など幅広い分野で評論活動...
き‐の‐つらゆき【紀貫之】
[870ころ〜945ころ]平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。大内記・土佐守(とさのかみ)などを歴任。紀友則(きのとものり)・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)・壬生忠岑(みぶのただみね)と古今...
き‐の‐よしもち【紀淑望】
[?〜919]平安前期の歌人・漢学者。長谷雄(はせお)の子。大学頭・信濃権守(しなののごんのかみ)。古今集真名序の作者といわれる。
グリーン【Thomas Hill Green】
[1836〜1882]英国の哲学者。新ヘーゲル主義の立場から自我実現説を説いた。主著「倫理学序説」。
こ‐けつごう【顧頡剛】
[1893〜1981]中国の歴史学者。蘇州(江蘇省)の人。論文集「古史弁」を編集して、中国古代史学に大きな影響を与えた。その自序が自叙伝として有名。クー=チエカン。
さるまる‐だゆう【猿丸大夫】
奈良後期または平安初期の伝説的歌人。三十六歌仙の一人。古今集の真名序にその名がみえる。
プリゴジン【Ilya Prigogine】
[1917〜2003]ベルギーの物理学者・化学者。ロシアの生まれ。非平衡熱力学、統計力学の分野で業績を残した。1977年ノーベル化学賞受賞。著「散逸構造」「混沌からの秩序」「存在から発展へ」など...