あかまつ‐かつまろ【赤松克麿】
[1894〜1955]社会運動家。山口の生まれ。東大在学中、新人会を創立。日本共産党創立に参加。弾圧にあい転向。社会民衆党書記長となるが、国家社会主義に転じ、のち大政翼賛会企画部長。
いっぺん【一遍】
[1239〜1289]鎌倉中期の僧。伊予の人。時宗(じしゅう)の開祖。法名は智真(ちしん)。延暦寺に入り、太宰府で法然の孫弟子聖達に浄土教を学ぶ。のち熊野に参籠(さんろう)、霊験により一遍と号し...
イプセン【Henrik Ibsen】
[1828〜1906]ノルウェーの劇作家。思想劇・社会劇などにより、近代演劇の祖とされる。作「ブラン」「ペール=ギュント」「人形の家」「民衆の敵」「野鴨」など。
エリュアール【Paul Eluard】
[1895〜1952]フランスの詩人。ダダイスム、シュールレアリスム運動に加わったのち、共産党に入党。第二次大戦中、対独抵抗運動に参加。民衆語による情熱的詩風を築いた。詩集「苦悩の首都」「詩と真...
ぎょうき【行基】
[668〜749]奈良時代の僧。百済(くだら)系の渡来人、高志(こし)氏の出身。和泉(いずみ)の人。法相(ほっそう)宗を学び、諸国を巡って布教。民衆とともに道路・堤防・橋や寺院の建設にあたったが...
ゴルバートフ【Boris Leont'evich Gorbatov】
[1908〜1954]ソ連の小説家。第二次大戦下、ソ連民衆の対独抵抗運動を描いた「不屈の人々」が代表作。
しろとり‐せいご【白鳥省吾】
[1890〜1973]詩人。宮城の生まれ。民衆詩派を結成し、芸術派と対立した。詩集「大地の愛」、評論集「民主的文芸の先駆」など。
すずき‐ぶんじ【鈴木文治】
[1885〜1946]労働運動家。宮城の生まれ。大正元年(1912)友愛会(のち日本労働総同盟)を設立、会長を務めた。社会民衆党創立に参画、同党および社会大衆党代議士。
ドラクロワ【Eugène Delacroix】
[1798〜1863]フランスの画家。強烈な色彩と動的な構図による劇的な表現でロマン主義を代表。作「民衆を率いる自由の女神」「サルダナパールの死」など。ドラクロア。
にしお‐すえひろ【西尾末広】
[1891〜1981]政治家。香川の生まれ。大正期に労働運動に入り、各種争議を指導。社会民衆党の結党に参加。第二次大戦後に日本社会党結党の中心となり、芦田内閣の副総理に就任するが昭電疑獄で辞任。...