あいづや‐はちえもん【会津屋八右衛門】
[?〜1836]江戸後期の廻船問屋。石見(いわみ)の人。竹島(現在の鬱陵島(うつりょうとう))を拠点に密貿易を行ったが、幕府に探知され死罪となった。
いしかわ‐の‐いらつめ【石川郎女/石川女郎】
大和・奈良時代の女流歌人。万葉集に同名の七人が登場するが、実在したのは三人から五人とする説が有力。 久米禅師と歌を贈答した石川郎女。 大津皇子と歌を贈答した石川郎女。 日並皇子(ひなみしの...
こいかわ‐はるまち【恋川春町】
[1744〜1789]江戸中期の黄表紙作者・狂歌師。駿河小島藩士。本名、倉橋格。狂号、酒上不埒(さけのうえのふらち)。筆名恋川春町は、藩邸があった小石川春日町のもじり。「金々先生栄花夢」で黄表紙...
ごんそう【勤操】
[758〜827]奈良末期から平安初期の三論宗の僧。大和の人。大安寺で三論を学び、宮中の講義を認められて大僧都・東大寺別当となる。石淵寺を開創。石淵僧正。ごんぞう。きんそう。
シドッチ【Giovanni Battista Sidotti】
[1668〜1715]イタリアのイエズス会士。宝永5年(1708)布教のため来日。捕らえられて江戸に送られ、新井白石の尋問を受けた。白石の「采覧異言(さいらんいげん)」「西洋紀聞」はこの尋問をも...
しん‐しゅう【沈周】
[1427〜1509]中国明代の画家。長州(江蘇省)の人。字(あざな)は啓南。号、石田(せきでん)・白石翁。低迷していた南宗画を復興し、呉派の祖となった。著「石田集」など。ちんしゅう。
とう‐せきじょ【鄧石如】
[1743〜1805]中国、清代の書家。安徽(あんき)省懐寧の人。初名は琰(えん)で石如と字(あざな)したが、のち名を石如、字を頑伯と改める。号、完白山人。篆隷(てんれい)をよくし、篆刻にも新生...
ひぐち‐たかやす【樋口隆康】
[1919〜2015]考古学者。福岡の生まれ。京大教授。シルクロードの学術調査や青銅器の研究で知られる。昭和32年(1957)、日本人として戦後初めて敦煌石窟に入った。また、三角縁神獣鏡が大量出...
やまだ‐たいち【山田太一】
[1934〜2023]脚本家・小説家。東京の生まれ。本姓、石坂。テレビドラマの脚本家として活躍し、「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎(りんご)たち」など、多くのヒット作を手がけた。小説「異人たち...
ロックフェラー【John Davison Rockefeller】
[1839〜1937]米国の実業家。スタンダード石油会社を設立、トラストを形成して独占的に石油業界を支配。鉱山・山林・輸送などにも事業を広げ、一大財閥を築いた。のち、ロックフェラー財団を設立し、...