くるま‐ぜんしち【車善七】
江戸時代、江戸浅草で、代々、非人頭を勤めた者の称。
くるまたに‐ちょうきつ【車谷長吉】
[1945〜2015]小説家。兵庫の生まれ。本名、車谷嘉彦(しゃたによしひこ)。放浪生活の経験や煩悩から逃れられない生の苦しみを描いた私小説が評価され、「赤目四十八滝(あかめしじゅうやたき)心中...
しゃ‐いん【車胤】
中国、東晋の政治家。南平(湖北省)の人。字(あざな)は武子。家が貧しかったため油を買えず、蛍を集めてその光で読書したという。孫康とともに「蛍雪」の故事で知られる。生没年未詳。
しゃのく【車匿】
《(梵)Chandakaの音写》前5世紀ごろのインドの僧。釈迦(しゃか)が王城を後にして出家したとき、その馬を引いたという。釈迦の没後、阿難について修行し、阿羅漢となったといわれる。