いのうえ‐のぼり【井上登】
[1885〜1971]裁判官・プロ野球コミッショナー。千葉の生まれ。司法省調査部長、大審院部長判事などを歴任し、昭和22年(1947)最高裁判所の判事となる。また、同16年、日本野球連盟の最高顧...
さやま‐かずお【佐山和夫】
[1936〜 ]ノンフィクション作家。和歌山の生まれ。英語教師から作家に転身。「史上最高の投手はだれか」「野球とクジラ」など、日米野球史に関する著作が多い。日本高野連顧問として二十一世紀枠の創設...
たむら‐こまじろう【田村駒治郎】
[1904〜1961]実業家。大阪の生まれ。関西の繊維問屋田村駒、太陽レーヨンの社長。財力を生かしてプロ野球球団の経営に参画。昭和25年(1950)松竹ロビンスのオーナーとなり、セリーグ初優勝を...
とう‐つねより【東常縁】
[1401〜1484ころ]室町中期の歌人。美濃国郡上(ぐじょう)の領主。東野州(やしゅう)と称した。法名、素伝。尭孝・正徹に歌を学ぶ。古今集の奥義をきわめ、弟子の宗祇に伝えたのが古今伝授の初めと...
とのおか‐もじゅうろう【外岡茂十郎】
[1898〜1986]法学者・野球指導者。静岡の生まれ。民法研究のかたわら、昭和17年(1942)から22年間早大野球部長。ほかに六大学野球連盟理事長を務め、戦時下および戦後の学生野球の維持、復...
なかざわ‐よしお【中沢良夫】
[1883〜1966]応用化学者。東京の生まれ。京都帝大教授、京都工芸繊維大学長を歴任。全国中等学校野球大会の創設に尽力し、昭和23年(1948)全国高等学校野球連盟の会長に就任。高校野球の発展...
なかにし‐ごどう【中西悟堂】
[1895〜1984]野鳥研究家・天台宗の僧。石川の生まれ。本名、富嗣(とみつぐ)。昭和9年(1934)日本野鳥の会を結成。探鳥会を行い、自然保護運動に尽力した。著「定本野鳥記」など。
ふじわら‐の‐さねより【藤原実頼】
[900〜970]平安中期の公卿。忠平の子。小野宮殿と称された。円融天皇の摂政に就任。有職(ゆうそく)故実に詳しく、小野宮流の始祖。著に有職故実書「小野宮故実旧例」、歌集「清慎公集」。日記「水心...
もくじき‐おうご【木食応其/木喰応其】
[1536〜1608]安土桃山時代の真言宗の僧。近江(おうみ)の人。字(あざな)は順良。初め武士であったが、高野山で出家し、木の実を食して肉・野菜・米穀を常用しない木食戒を修行。豊臣秀吉の高野山...
もりおか‐じろう【森岡二朗】
[1886〜1950]官僚。奈良の生まれ。東京帝大卒業後、内務省に入り、警保局長、台湾総督府総務長官などを歴任。昭和16年(1941)に日本野球連盟(日本職業野球連盟から改称)の初代会長となり、...