手の平/たなごころ の解説 - 小学館 類語例解辞典

手の平/たなごころ の共通する意味

手首から先の、物を握るときに内側になる部分。

英語表現 the palm of the hand

国語辞書で調べる 手の平 たなごころ

手の平/たなごころ の使い方

手の平
▽菓子を手の平にのせる ▽手の平を返す(=態度を急に変える)
たなごころ
▽たなごころを返す ▽たなごころを指す(=きわめて明白であることのたとえ) ▽たなごころのうち(=思いのままにできることのたとえ)

手の平/たなごころ の使い分け

「手の平」は、書き言葉でも話し言葉でもごく一般的に用いられる。
「たなごころ」は、古い言い方で、現在では決まった言い回しの中で用いることが多い。「掌」とも書く。

手の平/たなごころ の関連語

手の裏
多く「手の裏を返す」の形で、態度を急に変える意で用いる。
手の内
「手の平」の意。転じて、腕前や胸の内の意でも用いる。「手のうちに汗を握る」「手のうちを明かす(=考えや計画をうちあける)」
平手
開いた手の平。多く、物や人を打つときなどに用いる。「頬(ほお)を平手で打つ」
手の甲
手の外側。「手のひら」の反対側。「手の甲をぴしゃりとたたかれた」

手の平/たなごころ の類語 - 日本語ワードネット

手の平 の類語

手首から指の底面までの手の内側の表面 の意

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