酒席で、気ままに酒が飲めるように杯や銚子をいくつも出すこと。また、その杯や銚子。〈日葡

世間俗事習慣世間事情。せいこ。「—に暗い」

  1. 女性が男性を親しんでいう語。

    1. ㋐夫や恋人をさす語。

      「我が—にまたは逢はじかと思へばか今朝の別れのすべなかりつる」〈・五四〇〉

    2. ㋑兄弟姉妹の間で兄または弟をさす語。

      「我が—を大和へ遣るとさ夜ふけて暁 (あかとき) 露に我が立ち濡れし」〈・一〇五〉

  1. 男どうしが互いに親しんでよぶ語。

    1. 「我 (あれ) なしとなわび我が—ほととぎす鳴かむ五月 (さつき) は玉を貫 (ぬ) かさね」〈・三九九七〉

《「せご」とも》狩猟の場で、鳥獣を追い出したり、他へ逃げるのを防いだりする役目の人。狩子 (かりこ) 。

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。