味な事をやる
気のきいたことをする。
味も素っ気もない
無味乾燥で趣や潤いに欠けるさま。「—・い説明」
味を覚える
一度体験をすることによってその物事のおもしろみがわかるようになる。「ぜいたくな—・える」
味を占める
一度うまくいったことからその妙味を知り、暗に次にも同様のことを期待する。「株でもうけて—・める」
味をやる
1 うまくやる。うまいことをする。 2 気のきいたことをする。味なことをする。「ほんに室町の阿呆 (たはけ) が—・るぞ」〈浮・禁短気・二〉
あじかん【阿字観】
仏語。密教で、阿字に自己を含めて一切の事象をおさめ、一切がそれ自体において本来、生滅がないという理を観ずる瞑想法。
あじほんぷしょう【阿字本不生】
仏語。密教の根本思想の一。一切諸法の本源が不生不滅である、すなわち空 (くう) であることを、阿字が象徴しているという考え。