いちじに【一時に】
[副]同時に物事が集中して起こるさま。また、短時間に集中して行うさま。一度に。いちどきに。「全山が—色づいた」「たまった仕事を—かたづける」
いちじのがれ【一時逃れ】
その場だけつくろって、困難や責任を逃れようとすること。いっときのがれ。「—の言い訳」
いちじのし【一字の師】
《鄭谷 (ていこく) が、斉己 (さいき) の詩の語句「数枝開く」の一字を改めて「一枝開く」としたので、斉己は庭に降りて鄭谷を拝したという、「唐詩紀事」に見える故事から》詩文などを指導してくれた師。
いちじはいりょう【一字拝領】
⇒一字御免 (いちじごめん)
いちじばらい【一時払い】
一度に代金や借金の全部を支払うこと。また、一度に償還をすること。⇔分割払い。
いちじファイル【一時ファイル】
コンピューターのアプリケーションソフトやオペレーティングシステムにおいて、処理または作業中のデータを一時的に保存するためのファイル。テンポラリーファイル。テンプファイル。作業ファイル。ワークファイル。
いちじふさいぎ【一事不再議】
議院において、議決した案件については同じ会期中に重ねて審議をしないこと。
いちじふさいり【一事不再理】
刑事訴訟法上、事件についての判決が確定したとき、同一事件については再度審理を許さないこと。
いちじふじょりょう【一時扶助料】
公務員が恩給を受ける要件を満たさないうち死亡した場合に、遺族に支給される一時金。
いちじふせつ【一字不説】
仏語。仏の悟りの内容は言葉では説明できないということ。