《「介」は個・箇の意の「个 (か) 」に通じて一人の意、また「芥 (あくた) 」にも通じて微小の意という》一つのつまらないもの。「—の学生」
一つのかたまり。ひとかたまり。「—の土」
出典:青空文庫
・・・これは一介の商人ではない。我々の生命を阻害する否定的精神の象徴で・・・ 芥川竜之介「十円札」
・・・の思うように、決して一介の武弁じゃない。」 少将は楽しそうに話し・・・ 芥川竜之介「将軍」
・・・『その義にあらざれば一介も受けず。その義にあらざれば一介も与えず・・・ 有島武郎「親子」