うえだぼんち【上田盆地】
長野県中東部、千曲 (ちくま) 川中流の両岸に広がる盆地。標高400〜600メートル、面積約115平方キロメートル。水稲のほか果実・野菜の栽培が発達。中心都市は上田市。
うえだみよじ【上田三四二】
[1923〜1989]医師・歌人・文芸評論家。兵庫の生まれ。内科医のかたわら作品を発表。癌 (がん) との闘いを転機に人間の生死を見つめた作品を多く残す。小説「惜身命」で芸術選奨。他に「祝婚」、歌集「湧井 (わくい) 」、評論集「うつしみ」など。
うえだりゅう【上田流】
尺八の流派の一。大正6年(1917)、上田芳憧 (ほうどう) が都山 (とざん) 流から分かれて創始。
うえだしょうじ【植田正治】
[1913〜2000]写真家。鳥取の生まれ。郷里である山陰地方の風物を多く撮影。代表作に、被写体をオブジェのように配置し撮影した「砂丘シリーズ」など。演出技法は植田調とよばれ、海外でも高い評価を得た。
うえだたかひろ【上田岳弘】
[1979〜 ]小説家。兵庫の生まれ。平成25年(2013)「太陽」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。「私の恋人」で三島賞を、「ニムロッド」で第160回芥川賞を受賞した。
うえだかずお【植田和男】
[1951〜 ]経済学者・銀行家。静岡の生まれ。マクロ経済学や金融論を研究。日本銀行政策委員会の審議委員などを経て、令和5年(2023)日本銀行総裁に就任した。