[名]
  1. 十干の第二。きのと。

  1. 甲を第一位としたときの第二位。「甲—をつけがたい」

  1. 物事を図式的に説明するときなどに、甲・丙などとともに、ものの名の代わりに用いる語。「甲—丙の三人」「甲—の距離

  1. 邦楽で、甲 (かん) より一段低い音 (おん) 。⇔甲 (かん) 

[形動]
  1. 4低音の意から》普通と違って、なかなかおもしろい味わいのあるさま。味 (あじ) 。「—な事を言う」

  1. 普通とは違って変なさま。妙。「—にすます」

    1. 「始めて出勤した時は—な感じがした」〈二葉亭浮雲

    2. [アクセント]ツ、はオ

[動タ上二]もとに戻る。若返る。
  • 「雲に飛ぶ薬食 (は) むよは(=ヨリハ)都見ばいやしき我 (あ) が身また—・ちぬべし」〈・八四八〉
[動タ上二]おちる」の文語形。

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。