鶏口となるも牛後となるなかれ
《「史記」蘇秦伝から》大きな団体で人のしりについているよりも、小さな団体でも頭 (かしら) になるほうがよい。
けいこうかんせん【経口感染】
病原微生物の混入した飲食物などを摂取して、感染すること。
けいこうこうたいほう【蛍光抗体法】
蛍光色素のフルオレセインなどを利用して、細胞にある抗原あるいは抗体の所在を調べ、ウイルス感染の有無を知る方法。免疫蛍光法。FTA(fluorescent treponemal antibody)。
けいこうしきそ【蛍光色素】
照射された光のエネルギーを吸収して発光する色素。蛍光染料などで、X線を可視光に変えるために用いる。
けいこうスペクトル【蛍光スペクトル】
物質からの蛍光のスペクトル。蛍光のスペクトルは物質によって異なるため、各種の有機化合物や金属元素を同定する蛍光分析に用いられる。
けいこうせい【傾向性】
《(ドイツ)Neigung》 1 倫理学で、広義には性向の意。カントでは習慣的になった感覚的欲望の意で、これに基づく行為にはたとえ道徳法則と外面上合致しても道徳的価値はないとされ、理性と対立する。 2 心理学で、ある一定の刺激に対して一定の反応を示す有機体の性向の意。
けいこうせんりょう【蛍光染料】
蛍光を発する染料。青色・緑色・赤色などの蛍光を放つものがあり、黄緑色の蛍光をもつフルオレセインが代表的。
けいこうたい【蛍光体】
蛍光を発する物質の総称。石油、シアン化白金バリウム、微量の銀の入った硫化亜鉛など、多くの化合物がある。蛍光物質。
けいこうとう【蛍光灯】
1 照明器具の一。低圧のアルゴンおよび水銀蒸気中の放電によって発生した紫外線が、ガラス管内壁に塗ってある蛍光体に当たって発光するようにした放電灯。 2 《蛍光灯がすぐ点灯しないところから》反応のにぶい人。頭の回転の遅い人。
けいこうとりょう【蛍光塗料】
蛍光体を顔料とした塗料。紫外線に刺激されて蛍光を発し暗い所でも文字や目盛りが見えるので、交通標識・看板などに用いられる。