好機逸すべからず
よい機会にめぐりあったときには、それをとりのがしてはならない。
こうきいんしょうは【後期印象派】
セザンヌ・ゴッホ・ゴーギャンなど、印象主義の流れをくみながら、その絵画理論にとどまることなく、独自の画境を開いた画家たちの総称。ポスト印象派。
こうきおり【高貴織(り)】
絹織物の一。縦糸に諸撚 (もろよ) り、横糸に片撚りの練り染め糸を用いて飛び斜文の組織で織ったもの。多く男子用の着物地にする。
こうきこうれいしゃ【後期高齢者】
高齢者のうち、75歳以上の人のこと。→後期高齢者医療制度
こうきこうれいしゃいりょうせいど【後期高齢者医療制度】
75歳以上(一定の障害がある場合は65歳以上)の高齢者を対象とした医療制度。「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づく。平成20年(2008)4月から、従来の老人保健制度に代わって実施。都道府県単位に設けた後期高齢者医療広域連合が保険者となる。それまでの被用者保険・国民健康保険の被保険者資格はなくなる。通称、長寿医療制度。→前期高齢者 [補説]従来の老人保健制度は、健康保険(政府管掌健康保険と組合管掌健康保険)・国民健康保険などからの拠出金と公費で運営されていた。この制度では、サラリーマンなどが退職してから市町村が運営する国民健康保険に移ることで高齢者医療費負担が国民健康保険に偏るという問題があった。高齢化、医療の高度化等により医療費が増大するなか、新制度では、保険制度の維持と、医療費を管理する責任者や世代間の負担率を明確にすることなどを目的としている。新制度の財源負担割合は、保健医療費の患者負担分を除き、後期高齢者が支払う保険料から1割、現役世代から4割、公費から5割となった。→特定保険料制度開始当初は年金から保険料を天引きする特別徴収が原則だったが、批判が高まり、平成21年度(2009)からは口座振替などによる納付を選択できるようになった。
こうきしゅくせい【綱紀粛正】
[名](スル)国家の規律や秩序、また政治のあり方や政治家・役人の態度を正すこと。
こうきしん【好奇心】
珍しいことや未知のことなどに興味をもつ心。「—が強い」
こうきせっこく【高貴石斛】
ラン科の多年草。高さ約60センチ。葉は披針形。1〜3月ごろに紅紫色の花をつける。ヒマラヤの原産。デンドロビウム。
こうきちゅうとうきょういく【後期中等教育】
中等教育を前後2期に区分したとき、後期に属する教育。現在の日本では高等学校段階の教育。→前期中等教育
こうきてい【康熙帝】
[1654〜1722]中国、清朝の第4代皇帝。在位1661〜1722。廟号は聖祖。諱 (いみな) は玄燁 (げんよう) 。三藩の乱を治め、台湾を領有し、ロシア・蒙古・チベットに兵を進め、国土を拡張。また、西洋学術を導入、学芸を振興して、清朝全盛期の基礎を固めた。