渋が抜ける
言動が洗練される。あかぬけする。「—・けて都会風になる」
渋を食う
割に合わない目にあう。とがめを受ける。「船の内から—・って、縛られてもつまらねえ」〈滑・八笑人・五〉
しぶいた【四分板】
厚み4分(約1.2センチ)の板。
しぶいち【四分一】
1 一つのものを四つに割った一つ。4分の1。四半分。 2 建築で、壁面の入り隅などに取り付ける細長い木。 3 銅3、銀1の割合で作った日本固有の合金。装飾用。朧銀 (おぼろぎん) 。
しぶいちのいえ【四分一の家】
《昔、大臣の邸宅は1町の定めであったところから》1町の4分の1の、狭い邸宅。「—にて大饗し給へる人なり」〈大鏡・時平〉
しぶおんぷ【四分音符】
⇒しぶんおんぷ(四分音符)
しぶがっしょう【四部合唱】
四つの声部からなる合唱。ソプラノ・アルト・テノール・バスからなる混声四部合唱など。
しぶかっせんじょう【四部合戦状】
鎌倉時代に成立した四つの軍記物語。保元物語・平治物語・平家物語・承久記。
しぶかん【四部官/四分官】
⇒四等官 (しとうかん)
しぶしゅ【四部衆】
4種の仏弟子。比丘 (びく) ・比丘尼・優婆塞 (うばそく) ・優婆夷 (うばい) 。四衆。