小人閑居して不善をなす
《「礼記」大学から》つまらない人間が暇でいると、ろくなことをしない。
小人窮すれば斯に濫す
《「論語」衛霊公から》徳のない品性の卑しい人は、困窮すると自暴自棄になり悪事を行う。
小人罪無し玉を懐いて罪有り
《「春秋左伝」桓公一〇年から》つまらない人間でも、本来のままなら罪を犯すことはないのに、身分不相応の財宝を持つと罪を犯すようになる。
小人の過つや必ず文る
《「論語」子張から》品性の卑しい人は、過失を犯しても改めようとせず、きっと言い訳をしてごまかそうとする。
小人の勇
《「荀子」栄辱から》つまらない人間の、思慮の浅い、軽はずみの勇気。
しょうじんあけ【精進明け】
精進潔斎の期間が終わり、ふだんの生活にかえること。精進落ち。精進落とし。
しょうじんあげ【精進揚(げ)】
野菜類の揚げ物。野菜のテンプラ。→テンプラ
しょうじんおち【精進落ち】
「精進明け」に同じ。
しょうじんおとし【精進落(と)し】
「精進明け」に同じ。
しょうじんがため【精進固め】
盆や彼岸の、精進する期間の前に、魚肉類を食べておくこと。