しんきんえん【心筋炎】
心筋に炎症が起こる病気。リウマチ熱・肺炎・猩紅熱 (しょうこうねつ) ・ウイルス性疾患などの経過中あるいは回復期に発症することが多い。
しんきんかん【親近感】
自分に近いものと感じて抱く、親しみの気持ち。「似た境遇に—をもつ」
しんきんこうそく【心筋梗塞】
心臓の冠状動脈の、血栓などによる閉塞、急激な血流の減少により、酸素と栄養の供給が止まり、心筋が壊死 (えし) した病態。激しい狭心痛、ショック状態などが起こる。中年以後に多い。MI(myocardial infarction)。
しんきんしょう【真菌症】
真菌によって引き起こされる疾患の総称。主にカンジダ菌により皮膚に起こるものと、カンジダ菌・放線菌などにより内臓に起こるものとがある。免疫の低下しているときに日和見 (ひよりみ) 感染として発病することが多い。 [補説]感染部位の深さによって、深在性真菌症(内臓真菌症・全身性真菌症)、深部皮膚真菌症(皮下真菌症)、表在性真菌症(浅在性真菌症)に分類される。
しんきんちゅうおうきんこ【信金中央金庫】
信用金庫の中央金融機関。全国の信用金庫を会員とする協同組織金融機関。昭和25年(1950)、全国信用協同組合連合会として設立。翌昭和26年(1951)、信用金庫法に基づいて全国信用金庫連合会に改組、平成12年(2000)に現在の名称となった。信用金庫から預け入れられた資金および金融債を発行して調達した資金の運用や為替・資金の集中決済が主業務。信金中金。
しんきんちゅうきん【信金中金】
「信金中央金庫」の略称。
しんきんしょう【心筋症】
心臓を動かす筋肉に異常が発生し、心機能の低下をきたす疾患。心筋の細胞が肥大・変質するなどして、心臓から全身に血液を送り出すポンプ機能が低下し、動悸 (どうき) ・息切れ・呼吸困難などの症状が起こる。心筋が厚くなる肥大型心筋症、心筋が薄くなる拡張型心筋症、心筋が硬くなる拘束型心筋症などがある。 [補説]心筋疾患のうち、原因が特定されていない特発性のものが心筋症とされ、原因または全身疾患との関連が明らかになっているもの(特定心筋症)とは区別される。
しんきんしょうしゃくじゅつ【心筋焼灼術】
⇒カテーテルアブレーション
しんきんきょけつ【心筋虚血】
心臓の筋肉に血液が十分に流れなくなる状態。冠状動脈が動脈硬化や攣縮を起こして狭くなったり詰まったりすることによって起こる。心虚血。→虚血性心疾患
しんきんシンチ【心筋シンチ】
⇒心筋シンチグラフィー