仁義を切る
ばくち打ち・香具師 (やし) などの間で、独特の形式に基づいた初対面のあいさつを交わす。また転じて、事をなすにあたって、先任者・関連部署などにひととおりのあいさつをしておく。
じんぎいん【神祇院】
昭和15年(1940)皇紀2600年を機に創設された内務省の外局。国家神道による国民教化の中心機関となった。同21年廃止。
じんぎか【神祇歌】
勅撰和歌集の部立ての一。神事・祭礼などや神社参拝の際に詠んだ歌。後拾遺集に初めて設けられ、千載集以後は1巻として独立。
じんぎかん【神祇官】
1 律令制で、太政官 (だいじょうかん) と並ぶ中央最高官庁。朝廷の祭祀 (さいし) をつかさどり、諸国の官社を総轄した。かみづかさ。 2 明治維新政府の官庁。慶応4年(1868)閏4月、太政官 (だじょうかん) 七官の一として設置し、神祇・祭祀 (さいし) をつかさどった。明治4年(1871)神祇省と改称。
じんぎぐみ【神祇組】
江戸初期、旗本奴が組織した徒党。水野十郎左衛門を頭目とする。
じんぎしょう【神祇省】
明治維新政府の官庁。神祇官の後身として太政官 (だじょうかん) の下に属し、祭祀 (さいし) ・宣教などをつかさどった。明治5年(1872)廃止。
じんぎだて【仁義立て】
仁義を守ること。また、そのふりをすること。
じんぎのししょう【神祇の四姓】
古代、世襲的に神事にかかわった四氏。王氏(白川家)・中臣氏・斎部 (いんべ) 氏・卜部 (うらべ) 氏をいう。
じんぎはく【神祇伯】
律令制で、神祇官の長官。かみづかさのかみ。