そうごうてき【総合的】
[形動]個々の物事を一つにまとめるさま。「—な意見」「—に検討する」
そうごうはんだん【総合判断】
《(ドイツ)synthetisches Urteil》カントの用語。主語概念に含まれていない内容を述語として付け加える判断。この判断では、認識は拡張される。拡張的判断。⇔分析判断。
そうごうびょういん【総合病院】
内科・外科その他複数の診療科をもち、病理などの臨床検査の設備もある、入院用ベッドを100以上備えている病院。
そうごうひょうかほうしき【総合評価方式】
一般競争入札の一種。官公庁が物品・役務の調達、建設工事の発注等で入札を行う際、業者から提示された価格だけでなく、提供される物品・インフラ等の品質や、環境に与える負荷の少なさ、省資源化など、あらかじめ設定された評価項目も勘案し、総合的に落札業者を決定する。企画競争入札とも類似するが、価格とのバランスが重視される。
そうごうへんしゅう【総合編集】
新聞編集の際に、各部が作成した記事材料を、整理部で選択総合して編集する方法。
そうごうほうりつしえんほう【総合法律支援法】
裁判などによる紛争解決のための制度の利用を容易にし、弁護士・司法書士などのサービスを身近に受けられるようにするための総合的な支援の実施および体制の整備について定めた法律。平成16年(2004)成立。この法律に基づいて、平成18年(2006)に日本司法支援センター(法テラス)が設立された。
そうごうかがくぎじゅつかいぎ【総合科学技術会議】
内閣府の重要政策会議の一。科学技術の総合的・計画的な振興を図るための基本政策立案、総合調整、大規模研究開発等の評価などを行った。平成13年(2001)設置。平成26年(2014)、総合科学技術・イノベーション会議に改称。
そうごうしえんしきん【総合支援資金】
減収・失業等により日常生活の維持が困難となった世帯を対象に、生活の再建に必要な資金を無利子または低利で貸し付ける制度。厚生労働省が定め、都道府県社会福祉協議会が実施する、生活福祉資金貸付制度による貸付資金の一つ。
そうごうしんこうきょく【総合振興局】
北海道の行政区画の一。振興局とともに道庁の出先機関として道内の各地域に置かれる。平成22年(2010)4月、「北海道総合振興局及び振興局の設置に関する条例」により支庁を廃止して設置された。所管区域は旧支庁のものを継承している。 [補説]総合振興局・振興局一覧名称所在地旧支庁名胆振総合振興局室蘭市胆振支庁渡島総合振興局函館市渡島支庁オホーツク総合振興局網走市網走支庁上川総合振興局旭川市上川支庁釧路総合振興局釧路市釧路支庁後志総合振興局倶知安町後志支庁宗谷総合振興局稚内市宗谷支庁空知総合振興局岩見沢市空知支庁十勝総合振興局帯広市十勝支庁石狩振興局札幌市石狩支庁根室振興局根室市根室支庁日高振興局浦河町日高支庁檜山振興局江差町檜山支庁留萌振興局留萌市留萌支庁
そうごうのうきょう【総合農協】
農業協同組合の一形態。営農指導、資材の共同購入、農産物の共同販売、生命・損害・年金等の共済事業、貯金・融資等の信用事業などを総合的に行うものをいう。JA全中・JA全農などを中心とするJAグループの単位農協のこと。→専門農協