ひとりがてん【独り合点】
[名](スル)自分だけで、よくわかったつもりになること。ひとりのみこみ。ひとりがってん。「—して話を進めてしまう」
ひとりぎめ【独り決め/独り極め】
[名](スル) 1 他の人の考えや都合を聞かずに、自分だけで決めてしまうこと。「方針を—する」 2 自分ひとりで勝手に思い込むこと。「息子が店を継ぐものと—している」
ひとりきょうげん【一人狂言/独り狂言】
1 「一人芝居」に同じ。 2 シテが独演する特殊な本狂言。現行曲中にはないが、番外曲として数曲伝えられている。
ひとりぐち【一人口/独り口】
1 「独り言」に同じ。「—ききつつ眠りに入った様な訣であった」〈左千夫・野菊の墓〉 2 ひとりだけで生計を立てること。また、その生計。
ひとりぐらし【一人暮(ら)し/独り暮(ら)し】
ひとりで生活すること。「気ままな—」
ひとりご【一人子/独り子】
「ひとりっこ」に同じ。
ひとりごと【独り言】
聞く相手がいないのにひとりでものを言うこと。また、その言葉。独語。「ぶつぶつと—をつぶやく」 [補説]書名「ひとり言」「独ごと」は別項。
ひとりごはん【一人御飯】
一人で食事をとること。自宅で食べることにも、外食をすることにもいう。
ひとりじかんさ【一人時間差】
バレーボールの時間差攻撃の一。相手のタイミングを外す動きをする選手が、自らスパイクを打つ攻撃。一人時間差攻撃。
ひとりしずか【一人静】
センリョウ科の多年草。山野に生え、高さ20〜30センチ。二対の葉が対生してつき輪生状に見える。早春、葉の間から1本の穂を出し、白い小花を穂状につける。花びらはなく、糸状の雄しべが目立つ。よしのしずか。まゆはきぐさ。《季 春》「花穂ひとつ—の名に白し/水巴」