ひとりぶたい【独り舞台】
1 舞台で、ただ一人の役者が演じること。独演。 2 芝居の中で、一人の役者の演技が際立っていること。 3 他の者の存在が薄くなるほど、ある一人が目立った活躍をすること。また、一人思うままに振る舞うこと。独擅場 (どくせんじょう) 。「試合はあの投手の—だった」
ひとりぼっち【独りぼっち】
《「ひとりぼうし」の音変化。「ひとりぽっち」とも》仲間や頼る人などがいなくて、ただひとりであること。「—で置き去りにされる」
ひとりまえ【一人前】
「いちにんまえ」に同じ。
ひとりまなび【独り学び】
指導者なしに、自分だけで学問や技芸を勉強すること。独学。独習。また、そのための書物。独習書。
ひとりみ【独り身】
1 結婚していないこと。また、その人。どくしん。「—を守る」 2 生活を共にする人のいないこと。ただひとりで生活を営んでいること。また、その人。
ひとりむし【火取り虫/䗳】
夏の夜、灯火に集まってくる虫。ヒトリガの類。灯蛾 (とうが) 。《季 夏》「—羽音重きは落ちやすし/楸邨」
ひとりむしゃ【一人武者】
ぬきんでて強い武者。「その時、—、かの塚に向かひ」〈謡・土蜘蛛〉
ひとりむすこ【一人息子】
兄弟・姉妹のない息子。または、姉妹はあっても兄弟のない息子。
ひとりむすめ【一人娘】
兄弟・姉妹のない娘。または、兄弟はあっても姉妹のない娘。
ひとりもの【独り者】
1 結婚していない人。独身者。 2 ひとりで生活している人。