ひれいてんぽ【比例塡補】
損害保険会社が保険金を支払う形式の一つ。保険会社が限度額の範囲内で、実際の損害額に対して契約時に取り決めた割合の額のみを保険金として支払うもの。→実損塡補 →定額給付
ひれいはいぶん【比例配分】
1 ある量を、定められた比に分けること。按分 (あんぶん) 比例。 2 株式取引で、板寄せやざら場で売買が成立せず、値幅制限の上限(ストップ高)または下限(ストップ安)で取引が終わって、売買注文数が極端に合わないときに取引所の取る処置の一。例えば、買い注文が極端に多く売り注文が少ないときに、売り注文数の分だけの売買を成立させ、各証券会社の注文数に比例して配分する。
ひれいく【比例区】
比例代表制の選挙区のこと。日本の参議院議員通常選挙の比例代表選挙は、全都道府県で同じ政党または個人名から投票先を選ぶ方式を採用。一方、衆議院議員総選挙の比例代表選挙は、全国をブロック(比例ブロック)と称される11の比例区に分割して行われる。→小選挙区
ひれいめいぼ【比例名簿】
比例代表制で行われる選挙に際して、各政党から提出される候補者名簿のこと。比例代表制では、各政党の獲得議席を名簿登載順が上位の候補者から順番に割り当てて当選者を決定するが、名簿提出時に政党が各候補者に順位を付与する方式(拘束名簿式)と、有権者による各候補者への投票により順位が決定される方式(非拘束名簿式)、およびその中間の方式(自由名簿方式)がある。
ひれいけいすうかん【比例計数管】
放射線測定器の一。ガイガーミュラー計数管とほぼ同じ構造で、メタンやアルゴンなどの気体を封入した金属円筒を負極、その中心に張った針金を陽極とする。ガイガーミュラー計数管に比べてやや低い電圧をかけ、放射線が入射すると気体が電離され、電場で加速された電子が連鎖的にイオン対を生じる。放射線のエネルギーはイオン対の数と比例するため、電極間の電流を計測することで、放射線のエネルギーを測定することができる。プロポーショナルカウンター。
ひれいとういつめいぼ【比例統一名簿】
⇒統一名簿方式