やまがたありとも【山県有朋】
[1838〜1922]軍人・政治家。陸軍大将・元帥。山口の生まれ。松下村塾に学ぶ。明治維新後、ヨーロッパ諸国の軍制を視察、陸軍創設・徴兵令施行・軍人勅諭の発布など軍制の整備に努めた。法相・内相・首相・枢密院議長を歴任。山県閥を作り、元老として政界を支配。
やまがたくうこう【山形空港】
山形県東根市にある空港。特定地方管理空港の一。昭和39年(1964)神町空港として開港し、翌年、現名称に変更。民間航空機のほか陸上自衛隊も使用する。愛称、おいしい山形空港。→拠点空港
やまがたけん【山形県】
⇒山形
やまがたこう【山形鋼】
形鋼 (かたこう) の一。横断面がL字形をした圧延鋼材。構造物に広く用いる。
やまがたし【山形市】
⇒山形
やまがたし【山県市】
⇒山県
やまがたじょう【山形城】
山形市にある城。正平11年=延文元年(1356)斯波 (しば) 兼頼の創建と伝えられる。のちに最上氏を称し11代当主となった義光が城郭を拡大。現在は、残存する二の丸城趾が国の史跡に指定。周辺は霞城 (かじょう) 公園として整備されており、桜の名所。霞ヶ城。霞城。
やまがたしんかんせん【山形新幹線】
福島と山形県新庄を結ぶミニ新幹線。在来の奥羽本線を新幹線の標準軌に改めて平成4年(1992)開業。列車は東京まで直通。小型の車両を東京・福島間は東北新幹線に併結し、福島で分離。列車名称は「つばさ」。全長148.6キロ。 [補説]山形新幹線の駅(福島駅以北):福島‐米沢‐高畠‐赤湯‐かみのやま温泉‐山形‐天童‐さくらんぼ東根‐村山‐大石田‐新庄
やまがただいがく【山形大学】
山形市に本部のある国立大学法人。山形高等学校・山形師範学校・山形青年師範学校・米沢工業専門学校、山形県立農林専門学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成16年(2004)国立大学法人となる。
やまがただいに【山県大弐】
[1725〜1767]江戸中期の儒学者・兵学者。甲斐の人。名は昌貞。初め医師であったが、儒学・神道を学び、江戸に出て兵学を講じ、「柳子新論」を著して尊王論を説いた。明和事件に連座して処刑。