エネルギーきほんけいかく【エネルギー基本計画】
エネルギーの需給・利用に関する国の政策の基本的な方向性を示したもの。エネルギー政策基本法に基づいて政府が策定する。 [補説]平成15年(2003)に策定され、平成19年(2007)に一次改定、平成22年(2010)に二次改定が行われた。政府は少なくとも3年ごとに検討を加え、必要があると認めるときには変更する。
エネルギーせいさくきほんほう【エネルギー政策基本法】
エネルギーの需給に関する施策の基本方針などについて定めた法律。平成14年(2002)施行。政策の基本方針として、エネルギー資源の安定供給を確保するために供給源の多様化や自給率・利用効率の向上を図ること、地球温暖化の防止や環境保全が図られたエネルギーの需給を実現すること、エネルギー市場の規制緩和を推進することなどを規定している。→エネルギー基本計画
エネルギーたいさくとくべつかいけい【エネルギー対策特別会計】
燃料の安定供給、安定的かつ適切なエネルギー需給構造の構築、および発電施設周辺地域への補助金交付や防災対策などの電源開発促進に関する政府の経理を明確にするために設置された、文部科学省・経済産業省・環境省所轄の特別会計。エネルギー特会。 [補説]昭和42年(1967)に石炭対策特別会計として設置された石油およびエネルギー需給構造高度化対策特別会計(石油特会)と、昭和49年(1974)に設置された電源開発促進対策特別会計(電源特会)を統合し、平成19年(2007)に設置された。
エネルギーとっかい【エネルギー特会】
「エネルギー対策特別会計」の略。
エネルギーそうごうこうがくけんきゅうじょ【エネルギー総合工学研究所】
化石燃料・原子力発電・再生可能エネルギーなど幅広いエネルギーの技術開発・研究を目的とする一般財団法人。昭和53年(1978)設立。IAE(Institute of Applied Energy)。
エネルギーたい【エネルギー帯】
結晶内の電子がとるエネルギー準位の構造。複数の原子の影響を受けることで、電子はある幅をもった連続的なエネルギー分布をもち、バンド構造を形成する。エネルギーバンド。
エネルギーバンド
《energy bandから》⇒エネルギー帯
エネルギーあんぜんほしょう【エネルギー安全保障】
国民の生活や経済・社会活動、国防などに必要なエネルギーを安定的に供給できる体制を構築すること。
エネルギーだんせい【エネルギー弾性】
内部エネルギーの変化による弾性。物体を構成する原子の間隔が元に戻ろうとする復元力に由来する。→エントロピー弾性
エネルギーハーベスティング【energy harvesting】
エネルギーハーベストの技術を用いて発電すること。