出典:gooニュース
「ガス管と確認せず作業」去年7月“新橋ガス爆発” 内装業者2人を書類送検 作業員の男性がガス管の接続部を誤って外した
警視庁によりますと、作業員の男性がガス管の接続部を誤って外したことが原因で、下の階にガスが充満。その後、店長がタバコを吸おうとライターに火を付けたところ、ガスに引火して爆発が起きたとみられています。書類送検された2人は「ガス管と確認しないまま作業してしまった」などと説明しているということです。
「ガス管と特定せず作業」 東京・新橋のビル爆発、業者らを書類送検
当時は3階の床を原状回復する工事中で、水道業の男性が床から張り出したガス管をひねったところ、床下でつながっていた管が外れてガスが漏れたという。男性は「ガス管の可能性があったのに、特定しないまま作業を進めてしまった」と供述。2階の天井付近にガスがたまり、2階の飲食店店長がたばこを吸おうとライターの火をつけた際に爆発が起きた。店長は「ガスのにおいはしなかった」と話したという。
ガス管損傷、事故の原因の2割 誤って切断、知らずに工事も
経済産業省によると、2023年に建設工事現場などで起きたガス管の損傷による事故は104件で、ガス事故全体の約2割だった。損傷の原因は、ガス管があると知らずに工事に着手▽目的の配管と誤ってガス管を切断▽ガス管の埋設位置を誤って認識――などが挙げられるという。負傷者は7人だった。
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