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原生代の氷河堆積物の直上を覆う炭酸塩岩の層。地球表面全体が、赤道付近にいたるまで氷床に覆われた時代があったとするスノーボールアース仮説によると、海洋が凍結することで大気中の二酸化炭素が溶け込めず、長期間大気中に溜まり続けたとされる。その結果、温暖化が進み氷床が消滅することで、大量の二酸化炭素が一気に海洋に溶け込んで炭酸塩を生成し、これが海底に沈殿したものがキャップカーボネートであると考えられている。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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