フラッシュメーター【flash meter】
露出計の一。カメラのストロボ光などの瞬間的な光量を測定する。
フラッシュメモリー【flash memory】
電気的にデータの消去と書き換えができる半導体メモリー。電源を切っても記録内容が保存される。デジタルカメラやデジタルオーディオプレーヤー、携帯電話のメモリーカードなどに使われる。フラッシュROM (ロム) 。
フラッシュメモリーディスク【flash memory disk】
⇒フラッシュディスク
フラッシュメモリードライブ【flash memory drive】
⇒エス‐エス‐ディー(SSD)
フラッシュロム【フラッシュROM】
《flash ROM》⇒フラッシュメモリー
フラッシュオーダー【flash order】
米国の証券取引所が提供していた情報配信サービス。米国の取引所では、ある取引所で売買取引が成立しなかった場合、別の取引所に売買注文を転送するが、その直前に一瞬(約0.03秒)、同サービスの利用契約を結んだ投資家に独占的に情報を提供する。これにより、機関投資家や証券会社は、高速のコンピューターシステムを利用して有利に売買を執行できる。一方、証券取引所は自社内での取引を促すことができる。同サービスを利用しない投資家に不利益になるとの批判が高まり、2009年、各証券取引所は自主的にサービスの運用を取りやめた。
フラッシュマーケティング【flash marketing】
インターネット上の販売手法の一。わずかな時間で集客と販売を行うもので、共同購入型クーポンサイトに代表される。制限時間内に一定人数以上の申し込みがあった場合にのみ、割引クーポンなどが販売される。販売者側には、短時間に集客することで店舗やホテルなどの稼働率を上げられるという利点がある。集客のために、短時間で情報の広まりやすいソーシャルメディアが重要な役割をもつことから、ソーシャルコマースの一種といえる。瞬間マーケティング。売り切りマーケティング。
フラッシュクラッシュ【flash crash】
株価の瞬間的な急落。代表的なものとして、米国市場で2010年5月6日に起きた株価の急変が知られ、わずか10分ほどの間にダウ平均株価が9パーセントの下げ幅を記録した。コンピューターを駆使した、1000分の1秒単位の高速自動取引を行うシステムをはじめ、複合的な要因によって急変したと考えられている。日本では値幅制限があるため、同様の事態は起こらないとされる。
フラッシュモブ【flash mob】
《瞬間的な群衆の意》電子メールやSNSなどでの呼びかけに応じた不特定多数の人々が、公共の場に集まり、あらかじめ決めておいた共通の行動をとってすぐに解散すること。 [補説]多くは音楽に合わせて踊るなどするもので、政治的・社会的な意味合いは薄い。
フラッシュラグこうか【フラッシュラグ効果】
《flash lag illusion/flash-lag effect》運動する光点の真下の位置で別の光点を一瞬点灯すると、実際には二つの光点が垂直位置にあるにもかかわらず、運動する光点が運動方向に若干ずれた位置に知覚される現象。網膜に刺激が与えられてから知覚が成立するまでに約100ミリ秒の遅れがあるために起こる錯覚。サッカーでオフサイドの誤審が起こる原因として指摘されている。