ペトロパブロフスクカムチャツキー【Petropavlovsk-Kamchatskiy/Петропавловск-Камчатский】
ロシア連邦、カムチャツカ州の港湾都市。同州の州都。カムチャツカ半島東岸、アバチャ湾の奥に位置し、漁業基地として知られる。18世紀半ば、ベーリング率いる探検隊が要塞を築いたことに起源する。冷戦時代は重要な軍事拠点だったが、1999年より外国人の渡航が解禁になった。
ペトロパブロフスクせいどう【ペトロパブロフスク聖堂】
《Petropavlovskiy sobor/Петропавловский собор》 ロシア北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグのペトロパブロフスク要塞にあるロシア正教会の大聖堂。18世紀初頭に建造。使徒ペトロとパウロを祭る。高さ122メートルの鐘楼があり、聖堂内にはピョートル1世からニコライ2世までの歴代皇帝および皇后らの多くが埋葬されている。ペトロパブロフスキー聖堂。 ロシア連邦、タタールスタン共和国の首都カザンにあるロシア正教会の大聖堂。カザンクレムリンの近隣に位置する。18世紀のピョートル1世のカザン訪問を記念して建造。ペトロパブロフスキー聖堂。
ペトロパブロフスクようさい【ペトロパブロフスク要塞】
《Petropavlovskaya krepost'/Петропавловская крепость》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにある星形の城壁に囲まれた要塞。18世紀初頭、ピョートル1世が北方戦争でスウェーデンから奪った土地を防衛するために建造。実際には要塞として使われず、政治犯の収容所などに利用され、バクーニン、レーニン、ドストエフスキーらが収容されたことがある。中央のペトロパブロフスク聖堂にはピョートル1世以降の歴代皇帝および皇族の墓所がある。1914年から1917年にかけて、ペトログラード要塞とよばれた。1990年、「サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。サンクトペテルブルグ要塞。