マイクロカプセル【microcapsule】
粒径数〜数百ミクロンの微小なカプセル剤。微細な物質を核としてゼラチンやポリビニルアルコールなどの高分子化合物で被覆したもの。膜に選択的な透過性があり、条件に応じて内包物を放出させる。
マイクロキュリー【microcurie】
放射能の旧単位。キュリーの100万分の1にあたる。記号μCi
マイクログリッド【microgrid】
《「小規模発電網」の意》電力の供給源と消費地を一定の小規模な範囲でまとめる構想。また、その仕組み。都市から離れた場所に大規模な集中型電源を配置するのでなく、太陽光発電・風力発電・バイオマス発電・燃料電池など小規模な分散型電源を都市部やその近郊に設け、電力需要をまかなう。建設費が安価で、送電によるエネルギーロスが少ない。小規模電力網。
マイクロクレジット【microcredit】
貧困層など一般の銀行から融資を受けられない人々を対象とした少額融資制度。無担保で事業資金を融資し、新規事業の立ち上げや事業の拡大を促進する。経済的自立の支援を目的とするが、無償援助ではなく、返済義務のある融資を行うことによって、自助努力による貧困からの脱出を促す。バングラデシュの経済学者ムハマド=ユヌスが考案・運営して成果を上げ、他の開発途上国にも広まった。マイクロファイナンス制度。
マイクロコンピューター【microcomputer】
マイクロプロセッサーを主体とする小型のコンピューター。マイコン。
マイクロサージェリー【microsurgery】
ルーペや顕微鏡下で行う微細な手術。特殊な器具や糸を使用し、直径1.5〜3ミリメートル程度の血管や神経をつなぐことができ、事故やけがなどで損なわれた部位や器官の再建手術に用いられる。顕微外科。微小外科。→スーパーマイクロサージェリー
マイクロスイッチ【microswitch】
接点のわずかな動きでオン・オフするスイッチ。機械的信号を電気的な信号に変換する機能がある。工作機械、自動化機での位置検出に使用。周囲環境の悪い所で使用する封印されたリードスイッチもこの一種。
マイクロスコピック【microscopic】
[形動]顕微鏡でしか見えないさま。微細な。微視的。「—な生物」⇔マクロスコピック。
マイクロセル【microcell】
PHSで、基地局の半径数十メートルから数百メートル程度をカバーする通信エリア。携帯電話などのセル(通信エリア)に比べて範囲が狭いことから。→セル3
マイクロチップ【microchip】
ひとまとまりの集積回路を、小型のシリコン単結晶基板の上に構成したもの。