上様（かみさま）とは？意味・読み方・使い方

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かみ‐さま【上様】
の解説

１身分の高い人の妻を敬っていう語。奥方。
1. 「御館 (みたち) も—も」〈義経記・八〉

２近世、商家や一般の人の妻を敬っていう語。おかみさん。
1. 「与太郎どのの—は」〈滑・膝栗毛・初〉

３近世、上方で、隠居した良家の老女を敬っていう語。かみさん。
1. 「内儀、隠居の—をはじめて」〈浮・五人女・二〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

上様の例文(6)

出典：青空文庫

･･･接言上に及びければ、上様には御満悦に思召され、翌朝卯の刻御供揃い･･･芥川竜之介「三右衛門の罪」
･･･「先日、お母上様のお言いつけにより、お正月用の餅と塩引、一包、キ･･･太宰治「帰去来」
･･･叔父上様。」　月日。「謹啓。文学の道あせる事無用と確信致し居る者･･･太宰治「虚構の春」

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