ていそくシャッター【低速シャッター】
カメラのシャッタースピードが特に低速なこと。一般に、30分の1秒より遅いシャッタースピードをさす。ぶれのある写真になりがちだが、流し撮りのように、あえて被写体の動感を表現するために使用することがある。スローシャッター。→高速シャッター
ていそくちゅうせいし【低速中性子】
エネルギーが約100電子ボルト以下の中性子。加速器中性子源や研究用原子炉で発生させることができ、中性子の散乱や回折による原子構造の解析や非破壊検査などに利用される。媒質中の分子と熱平衡に達し、0.025電子ボルト前後のものは熱中性子と呼ばれ、軽水炉などの原子炉における核分裂に寄与する。
ていそくどさつえい【低速度撮影】
⇒微速度撮影
ていそくシンクロ【低速シンクロ】
《slow synchronization》⇒スローシンクロ
ていそくでんしせんかいせつ【低速電子線回折】
エネルギーが低い電子線を用いた電子線回折。電子のエネルギーが20〜200電子ボルト程度であり、物質内部に到達せず、結晶などの固体表面の構造を調べる際に用いられる。LEED (リード) (low energy electron diffraction)。