借家栄えて母屋倒れる
恩恵を受けたほうが盛んになり、施したほうが落ちぶれることのたとえ。
しゃくやうけじょう【借家請状】
江戸時代、家を借りるとき、借家人と保証人が連判して家主に提出する証文。身元や支払い能力などについて保証したもの。店請状 (たなうけじょう) 。
しゃくやにん【借家人】
家主から家を借りて住む人。店子 (たなこ) 。
しゃくやにんばいしょうせきにんたんぽとくやく【借家人賠償責任担保特約】
火災保険における特約の一つ。賃貸住宅の賃借人が過失により火災などを起こし、その借用する部屋に損害を与えた場合、貸主に対する法律上の損害賠償責任を負うことによって被った損害について保険金が支払われる。 [補説]賃借人の失火が故意または重大な過失でなければ隣近所に対して賠償責任は負わないが、貸主に対しては賠償責任が発生する。
しゃくやほう【借家法】
借家人の権利の保護を目的とした法律。大正10年(1921)制定。平成3年(1991)借地借家法に吸収され廃止。