僅か(はつか)
の例文・使い方・用例・文例(31)
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・・・ら、テカテカする梯子段を登り、長いお廊下を通って、漸く奥様のお寝間へ行着ましたが、どこからともなく、ホンノリと来る香は薫り床しく、わざと細めてある行燈の火影幽かに、室は薄暗がりでしたが、炉に焚く火が、僅か燃残って、思い掛けぬ時分にパット燃上・・・
若松賤子
「忘れ形見」
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