ひかりじゅうごう【光重合】
光の照射によって起こる付加重合。印刷用写真製版や集積回路の製作に利用される。
ひかりしゅうせきかいろ【光集積回路】
半導体レーザー・光導波路・光フィルター・光スイッチ・光変調器・光アイソレーターなどの光デバイスを基板上に集積化した回路。光IC。OIC。
ひかりしゅうよう【光収容】
通信事業者の基地局と利用者を結ぶ通信回線の一部に光ファイバーを使用していること。通信回線の全経路がメタルケーブルであることを条件とするADSLは利用できない。→収容替え
ひかりしょくばい【光触媒】
太陽や蛍光灯などの光が当たることで触媒として働く物質。酸化チタンなど。光が当たると水や酸素と反応して活性酸素や水酸ラジカルが生成される。これらの物質は酸化力が強く、有害物質を二酸化炭素や水に分解する。また、ガラスや壁などに塗布して光を当てると超親水作用(水が水滴にならず薄く広がる働き)が生じる。これらの作用を抗菌、脱臭、大気浄化、防塵、花粉症対策、曇り止めなどに利用する。→酸化分解力 →超親水性
ひかりしょくばいガラス【光触媒ガラス】
酸化チタンなどの光触媒を表面に薄く均一に塗布したガラス。紫外線が当たると超親水作用(水が水滴にならず薄く広がる働き)によってガラスに付着した汚れが浮き上がり、雨などによって流れ落ちやすくなる。また、水滴ができにくいことからドアミラーなどに利用される。
ひかりぞうかん【光増感】
生体にエオシン・スルファニルアミドなどの光を吸収する物質が取り込まれると、通常では障害を現さない強さの光でも炎症などが起こること。
ひかりソリトンつうしん【光ソリトン通信】
《optical soliton communication》ソリトンとよばれる形が崩れることなく伝わる波動を作り、光ファイバーで超長距離のパルス伝送を行う通信。→ソリトン
ひかりだっちゃく【光脱着】
⇒光脱離
ひかりだつり【光脱離】
光の照射を受け、固体表面が気体を吸着する能力が減少し、気体を脱離する現象。光脱着。⇔光吸着。
ひかりつうしん【光通信】
光を搬送波として用いる通信方式。一般に、レーザーの信号を変調し、光ファイバーを伝送路とする有線通信をさす。電線(銅線)に比べて、高速大容量のデータの送受信に向き、インターネットの基幹回線網(バックボーン)やブロードバンドのインターネット接続、CATVの回線に用いられる。光ファイバー通信。