出典:gooニュース
商船三井<9104>、化学品などのタンクターミナル大手のオランダLBCを子会社化
商船三井は化学品を中心とするケミカル物流を今後成長が見込める事業領域として位置付けており、その一環。子会社化するLBCタンク・ターミナルズ・グループ・ホールディング(LBC、ロッテルダム)は化学産業の集積地である欧州(アントワープ、ロッテルダム)と米国湾岸地域(ヒューストン、フリーポート、バトンルージュ)で7つのタンクターミナルを運営し、化学品の取り扱いで世界トップクラス。
石化、構造改革急ぐ…化学品の製造技術供与が活発、背景に中国の供給過剰
化学業界で化学品の製造ライセンス供与を積極化する動きが広がっている。レゾナックから1月に石油化学事業を分社化したクラサスケミカル(東京都港区)は、中国企業への化学品の製造ライセンス供与を決めた。三井化学も樹脂のライセンス供与を推進する考えだ。背景には中国勢の供給過剰の影響などで従来の石化ビジネスの構造改革が必要になっていることがある。各社は新たな付加価値の創出を目指す。
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