出典:gooニュース
南海トラフ巨大地震 被害想定見直しで範囲が拡大 福島県でも津波予想 経験が油断にならないように
2025年3月に見直された、南海トラフ巨大地震の被害想定。今回の見直しでは、避難行動がとれなくなるとされる30センチ以上の浸水域は、前回10年ほど前の公表と比べ約3割増加。最大震度7が想定される自治体も、全国で143市町村から149市町村に増加と影響範囲が拡大している。福島県内の被害想定も見直された南海トラフ巨大地震。私たちの「防災意識」も変えていく必要がありそうだ。
南海トラフ巨大地震を想定 消防・高度救助隊が解体予定の体育館で本格的な救助訓練(静岡・沼津市)
■(電動カッターの音)この訓練は、今後想定される南海トラフ巨大地震など大規模災害に備え、沼津北消防署の高度救助隊が行ったもので、市内にある高校の解体予定の体育館が訓練会場となりました。訓練では、施錠されたドアを電動カッターやバールを使って迅速に開けたほか、救助者に見立てた人形を担架に乗せて3階から地上へ運ぶ訓練が行われました。
南海トラフ巨大地震 福島県でも津波最大4m予想 被害想定見直しで範囲拡大 津波被災地ならではの備えと心構えの危うさを指摘する声
福島県は「南海トラフ巨大地震」では、マグニチュード8以上の地震発生とされる「巨大地震警戒」で情報収集体制をとるとしているが、より福島県の近くで災害が発生することも想定し、基本的には県内で観測・予想される地震や津波の程度に合わせて災害対応を取る。
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