たまごてんぐたけ【卵天狗茸】
テングタケ科のキノコ。初めは卵形。平らに開くと傘の直径7〜10センチで、表面は帯黄緑色または暗緑色、ひだや茎は白い。根元は卵状の白い壺 (つぼ) で包まれる。日本をはじめ北半球に広く分布。近縁のシロタマゴテングタケ・ドクツルタケとともに猛毒で知られる。
たまごどうふ【卵豆腐】
鶏卵をといて同量または2倍のだし汁を加え、調味し、流し箱で蒸し豆腐状に固めたもの。
たまごとじ【卵綴じ】
1 汁の多い煮物の仕上げに鶏卵をといて流し、材料を包むようにした料理。 2 かけうどん・かけそばの上に鶏卵をといて流し込み、とじたもの。
たまごどんぶり【卵丼】
タマネギを煮たものにといた鶏卵を流し込んで固め、どんぶりの飯にかけたもの。たまどん。
たまごなり【卵形】
「たまごがた」に同じ。「—の胴がふわっと乗かっている様子は」〈漱石・草枕〉
たまごべに【卵紅】
歌舞伎の小道具の一。卵の殻に小さな穴をあけて血紅 (のりべに) を入れたもの。血を見せる場面で、これをつぶして用いる。
たまごまき【卵巻(き)】
鶏卵を薄く焼いて他の材料を包んだもの。
たまごやき【卵焼(き)】
鶏卵をかきまぜ、調味料やだし汁で味つけをして焼いた料理。また、それを作るための底の浅い四角い鍋。
たまごゆ【卵湯】
鶏卵に砂糖を加えてかきまぜ、熱湯を注いで作った飲み物。
たまごサラダ【卵サラダ】
ゆでたまごを粗くつぶし、マヨネーズと塩こしょうで調味したサラダ。