まいらせ‐そうろ・う〔まゐらせさうらふ〕【参らせ候ふ／^▽進らせ候ふ】

の解説

［連語］《動詞「まい（参）らす」の連用形＋補助動詞「そうろ（候）う」》

1. １ さしあげます。

   1. 「弟子で候ふ刑部房俊秀を—・ふ」〈平家・四〉

1. ２ （「まいらす」が補助動詞の場合）他の動詞の連用形に付いて用いる。

   1. ㋐「まいらす」が謙譲の意を表し、それに丁寧の意が加わる。…してさし上げます。

      「院御所法住寺殿を守護し—・ふべし」〈平家・二〉

   2. ㋑「まいらす」の謙譲の意が失われ、「そうろう」とともに丁寧の意を表す。…しております。…でございます。…します。

      「御行水はわき—・ふ」〈伽・鉢かづき〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。