ふたござ【双子座】
黄道十二星座の一。3月上旬の午後8時ごろ南中し、南の中天高く見える。α (アルファ) 星のカストルは光度1.6等、β (ベータ) 星のポルックスは光度1.1等で、これを双子の兄弟に見立てたもの。現在、夏至点がある。学名 (ラテン)Gemini
ふたごそすう【双子素数】
隣り合う奇数がともに素数である組のこと。3と5、5と7、11と13、17と19…41と43…101と103…857と859など。 [補説]無限に存在する素数の中にあって、双子素数も無限に存在するかどうかという問題は、まだ解決されていない。
ふたごづか【双子塚】
前方後円墳の前方部が後円部に匹敵するほど高く大きいものの呼称。関東地方に多い。
ふたごのあかじ【双子の赤字】
財政収支と貿易収支(経常収支)がともに赤字になっている状態のこと。特に、1980年代の米国レーガン政権下の経済状態をいう。 [補説]レーガン政権では、減税や軍事費の増大などで財政赤字が拡大した。一方、国債を売るための高金利政策により、海外資本が集まってドル高となった。このため国内企業の競争力が弱まり貿易赤字も拡大。クリントン政権下で一時、財政赤字は解消したが、ブッシュ政権下ではイラク戦争の戦費支出などで再び拡大した。
ふたござりゅうせいぐん【双子座流星群】
双子座のα (アルファ) 星(カストル)付近を輻射点とする流星群。12月5日頃から12月20日頃にかけて見られ、12月14日前後に出現のピーク(極大)となる。母天体は長い間わからなかったが、1983年に赤外線天文衛星IRAS (アイラス) により発見された小惑星ファエトンの軌道と一致することがわかった。四分儀座流星群、ペルセウス座流星群とともに三大流星群の一つとして知られる。双子座α流星群。
ふたごじしん【双子地震】
ほぼ同時、または短期間に連続して発生する大規模な地震。最初の地震によって周辺の断層に負荷が加わり、新たに誘発される地震を指す。双発地震。→三連動地震 [補説]余震の場合は、通常、最も規模の大きいもの(最大余震)でも、本震より規模がマグニチュード1程度小さくなるが、双子地震の場合、二つの地震の規模にほとんど差がなく、後の地震の方が大きい場合もある。2004年12月と2005年3月に隣接する異なる断層を震源として発生したスマトラ沖地震(それぞれM9.0とM8.7)、嘉永7年(1854)11月の安政東南海地震(M8.4)とその32時間後に発生した安政南海地震(M8.4)などがこれにあたると考えられている。
ふたごぼし【双子星】
連星の俗称。または、同じ星形成領域において、お互い原始星として生まれつつある星を指す。
ふたごきん【双子筋】
⇒そうしきん(双子筋)
ふたごコーデ【双子コーデ】
《「コーデ」は「コーディネート2」の略》友達同士でするペアルック。多く女性二人が、服や小物などをお揃いにすることをいう。