えんるいせん【塩類泉】
塩素イオンをもつ塩類、主として食塩を多量に含む温泉。
えんるいせん【塩類腺】
海ガメや海鳥などに発達している分泌腺 (ぶんぴつせん) で、海水から過剰に摂取した塩分を排出するもの。塩腺。
えんるいしょうがい【塩類障害】
土壌に含まれる塩類の濃度が高くなることによって、植物の根が障害を受け、成育が不良となること。肥料に含まれる塩類の蓄積や、農地への海水の流入などによって起こる。
えんるいさいぼう【塩類細胞】
硬骨魚類のえらにあり、体内の余分な塩類を能動的に排出する大型の細胞。
えんるいか【塩類化】
⇒塩類集積
えんるいしゅうせき【塩類集積】
過剰な灌漑 (かんがい) などによって耕地の土壌表面に多量の塩類が集積する現象。塩害による収量低下を招き、砂漠化の原因となる。カザフスタンや中国北東部などの乾燥地で見られる。塩類化。