学問に王道なし
《ユークリッドがプトレマイオス王に答えた言葉》学問をするのに安易な方法はない。だれが学んでも等しく経なければならない過程があるということ。幾何学に王道なし。
がくもんじょ【学問所】
1 江戸時代、学問を授けるために設けられた施設。今日の学校にあたる。 2 昌平坂 (しょうへいざか) 学問所のこと。 3 学問をする部屋。書斎。「爰 (ここ) は不断の—とて、是に座をなせば」〈浮・五人女・五〉
がくもんじょきんばん【学問所勤番】
江戸幕府の職名。昌平坂学問所の事務をつかさどった。林大学頭 (だいがくのかみ) の支配。寛政10年(1798)創設。
がくもんじょぶぎょう【学問所奉行】
江戸幕府の職名。大名の中から選任されて、学政をつかさどった。文久2年(1862)設置、元治元年(1864)廃止。
がくもんそう【学問僧】
学問に励む僧。特に、外国に留学し仏教を学ぶ僧。
がくもんてき【学問的】
[形動] 1 学問に関係するさま。「—な問題」 2 考え方などが、厳密で客観的なさま。科学的。「—に調べる」
がくもんのじゆう【学問の自由】
学問研究・研究成果の発表・討論・教授・学習などに関して、政治・宗教・経済などいっさいの外的権力からの干渉・制限・圧迫を受けることなく、活動しうること。日本国憲法第23条に「学問の自由は、これを保障する」と規定されている。
がくもんりょう【学問料】
平安時代、大学寮紀伝道の学生に給与した学資。灯燭料。給料。学料。
がくもんれんが【学問連歌】
中国や日本の故事・古語を多く用いて詠んだ連歌。知識をひけらかす連歌をあざけっていう。