家庭に入る
結婚して専業主婦または専業主夫となること。職に就かず、家事に専念すること。
家庭を持つ
結婚して一緒に生活する。また、独立した生計を営む。所帯を持つ。
かていい【家庭医】
患者の年齢・性別・疾患などにかかわらず、地域住民の健康を支える医師。患者や患者の家族と密接な連携を保つことで、予防・治療・リハビリなどを行う。状況に応じて専門医を紹介するのも重要な役割とされる。→総合医 [補説]欧米では家庭医と専門医が明確に分業されており、医学教育も初期段階から分かれている。日本では、昭和61年(1986)に日本家庭医療学会が設立され、養成研修や勉強会などを運営。平成21年(2009)7月には、同学会による第1回目の「家庭医療専門医」の認定審査が行われた。
かていか【家庭科】
小学校・高等学校の教科の一。衣食住などに関する知識・技能を習得し、それを通して家庭生活の意義を理解し、その向上を目ざす実践的態度を養おうとするもの。→技術家庭科
かていぎ【家庭着】
家事をしたり、家庭内でくつろいだりするときに着る衣服。ホームウエア。ホームドレス。
かていきょういく【家庭教育】
家庭環境の中で、両親や家族によって行われる教育。子供の人間形成にかかわる。→学校教育 →社会教育
かていきょうし【家庭教師】
家庭に招かれて、その家の子女を個人的に指導する人。 [補説]作品名別項。→家庭教師
かていげき【家庭劇】
日常の家庭生活を主題とした演劇・映画・テレビドラマなど。ホームドラマ。 昭和3年(1928)大阪で創立された劇団「松竹家庭劇」が東京に進出したときによばれた名。曽我廼家 (そがのや) 系の喜劇をレパートリーとした。
かていさいえん【家庭菜園】
庭先や小さな空き地を利用して作る野菜畑。
かていさいばんしょ【家庭裁判所】
家庭に関する事件の審判・調停および少年保護事件の審判などを行う下級裁判所の一。昭和24年(1949)少年審判所と家事審判所とを統合して設置された。→家事審判 →家事調停