かていさいばんしょちょうさかん【家庭裁判所調査官】
家庭裁判所に置かれ、裁判事務を補助する専門職の公務員。裁判官の命令を受けて家庭に関する事件の事実調査、また、少年審判事件について必要な調査を行うほか、対象少年の観察などを行う。
かていし【家庭紙】
トイレットペーパー・ティッシュペーパー・ペーパータオルなど、家庭で使われる紙。
かていしょうせつ【家庭小説】
1 家庭内部の種々な出来事を題材とする小説。 2 家庭内のだれでもが読めるような健全で通俗的な小説。徳富蘆花「不如帰 (ほととぎす) 」をはじめ明治30年代に流行。
かていそうぎ【家庭争議】
《労働争議になぞらえていった語》夫婦や親子など、家庭内で起こる争いごと。家庭不和。
かていてき【家庭的】
[形動] 1 家庭生活に向いているさま。また、家庭を大事にするさま。「—な人」 2 家庭にいるように、うちとけてくつろぐことができるさま。「—な雰囲気の宿」 3 家庭に関するさま。「—に不遇である」
かていないべっきょ【家庭内別居】
⇒家庭内離婚
かていないぼうりょく【家庭内暴力】
家庭内の暴力行為。主に、子供が親にふるう暴力。→ディー‐ブイ(DV)
かていないりこん【家庭内離婚】
お互いに相手に関心をもたない、食事時間や寝室が別々であるなど、実質上の婚姻関係が破綻 (はたん) しているにもかかわらず、夫婦が同居を続けている状態。家庭内別居。
かていほうもん【家庭訪問】
学校の教師や少年保護施設の職員が、児童・生徒の家庭環境を理解し、家庭と連絡を保ち教育上の効果を高めるため、その家庭を訪問すること。
かていやく【家庭薬】
完成した製法と安定した効能を持ち、古くから用いられている薬。医師の処方が不要な大衆薬の一。家庭に常備しておき、微熱やすり傷など軽い症状のときに用いる。伝統薬。→置き薬