しょうしか【少子化】
出生率の低下に伴い、総人口に占める子供の数が少なくなること。統計的には、合計特殊出生率(女性が一生の間に産む子供の数)が人口置換水準(長期的に人口が増減しない水準)に達しない状態が続くこと。 [補説]日本では昭和48年(1973)の第2次ベビーブームを最後のピークとして出生率が低下しはじめ、昭和50年(1975)以降、人口の安定に必要な水準を下回った状態にある。これを受け、平成15年(2003)に少子化社会対策基本法が成立・施行された。
しょうしかしゃかいたいさくきほんほう【少子化社会対策基本法】
少子化に対処するための施策を総合的に推進するために制定された法律。平成15年(2003)成立。雇用環境の整備、保育サービス等の充実、地域社会における子育て支援体制の整備などの基本的施策、および内閣府に少子化社会対策会議を設置することを定めている。
しょうしかしゃかいたいさくはくしょ【少子化社会対策白書】
少子化の状況やその改善策の概況に関する報告書。少子化社会対策基本法に基づいて、政府が毎年国会に提出している。少子化白書。
出典:gooニュース
少子化を生きる ふくしまの未来 ―第3部「若者の流出」(8)県の危機感(上) 歯止めきかぬ減少 「選ばれる県」どう築く
結果的に婚姻が減り、少子化が進む「負の連鎖」へとつながっている。 「若者、特に女性の県外流出をどう抑えるかは少子化対策の根幹だ」。人口減少対策を担う県復興・総合計画課長庄司康正さん(52)は危機感を隠さない。手元の資料には、全国で2番目に多い「女性の転出超過数」や「婚姻数減少率ワースト3位」、「出生数減少率ワースト3位」といった厳しい記録が並ぶ。
少子化とランドセル市場――2024年はやや縮小するも、10年前と比べて2割増
つまり、これまでは少子化による人口減少の影響に対して、ランドセルの平均価格の上昇効果が上回ってきたことで市場が拡大していたが、少子化による人口減少効果が上回るようになった。今後も、ランドセルの平均価格が直近5年間の上昇率と同程度であれば、市場は緩やかに縮小していくだろう。
少子化を生きる ふくしまの未来 第3部「若者の流出」(7) 都会で働く(下) 私生活の充実優先
不動産会社で営業職として働く柳沼空穏(くおん)さん(23)=福島市出身=にとって、春は年間で一番の繁忙期だ。東京都内の店舗には連日、進学や就職のため、上京を控えた地方の若者が住まい探しにやって来る。慌ただしい日々の中で、休日には美術館や映画館を巡り、心身のバランスを取る。「プライベートを満喫できる場所が多いから、仕事が大変でも頑張れる」と笑顔を浮かべる。 勤め先の会社は港区の六本木
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