しょうしか【少子化】
出生率の低下に伴い、総人口に占める子供の数が少なくなること。統計的には、合計特殊出生率(女性が一生の間に産む子供の数)が人口置換水準(長期的に人口が増減しない水準)に達しない状態が続くこと。 [補説]日本では昭和48年(1973)の第2次ベビーブームを最後のピークとして出生率が低下しはじめ、昭和50年(1975)以降、人口の安定に必要な水準を下回った状態にある。これを受け、平成15年(2003)に少子化社会対策基本法が成立・施行された。
しょうしかしゃかいたいさくきほんほう【少子化社会対策基本法】
少子化に対処するための施策を総合的に推進するために制定された法律。平成15年(2003)成立。雇用環境の整備、保育サービス等の充実、地域社会における子育て支援体制の整備などの基本的施策、および内閣府に少子化社会対策会議を設置することを定めている。
しょうしかしゃかいたいさくはくしょ【少子化社会対策白書】
少子化の状況やその改善策の概況に関する報告書。少子化社会対策基本法に基づいて、政府が毎年国会に提出している。少子化白書。
出典:gooニュース
少子化だけではない厳しい経営状況 全国の公立病院のうち7割が赤字に
背景には少子化だけではない、全国の公立病院が抱える“ある問題”が存在する。分娩の取り扱い件数は10年で半減4月18日、市立総合病院について分娩業務の停止を検討していることを明らかにした菊川市の長谷川寛彦 市長。背景に少子化の影響があるのは言うまでもなく、菊川市では2014年度に463人だった出生数は2024年度に285人まで落ち込んだ。
少子化を生きる ふくしまの未来 第5部「産みやすさ」(4) 不妊治療(下) 保険適用で需要増
設問は少子化対策に役立てようと今回、新たに項目に加えた。雇用労政課の担当者は「治療と仕事を両立できる休暇制度を設けた企業への奨励金を拡充するなど、治療を受けやすい職場環境づくりを進める」としている。
少子化を生きる ふくしまの未来 第5部「産みやすさ」(3) 不妊治療(上) 限られる「受け皿」
福島県須賀川市のライター佐藤美郷さん(38)は4月上旬、第1子を出産した。約4年間に及ぶ不妊治療を乗り越え、母親となった。 慣れない授乳に、短い睡眠時間。新生児との暮らしは心身とも休まる暇がない。それでも会社員で夫の聡さん(37)と2人、待ち望んだ末に迎えた命の尊さをかみしめている。「医大の先生や看護師さん、いろいろな方々に支えられ、ここまで来られた。生まれてきてくれてありがとう
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