しょうしか【少子化】
出生率の低下に伴い、総人口に占める子供の数が少なくなること。統計的には、合計特殊出生率(女性が一生の間に産む子供の数)が人口置換水準(長期的に人口が増減しない水準)に達しない状態が続くこと。 [補説]日本では昭和48年(1973)の第2次ベビーブームを最後のピークとして出生率が低下しはじめ、昭和50年(1975)以降、人口の安定に必要な水準を下回った状態にある。これを受け、平成15年(2003)に少子化社会対策基本法が成立・施行された。
しょうしかしゃかいたいさくきほんほう【少子化社会対策基本法】
少子化に対処するための施策を総合的に推進するために制定された法律。平成15年(2003)成立。雇用環境の整備、保育サービス等の充実、地域社会における子育て支援体制の整備などの基本的施策、および内閣府に少子化社会対策会議を設置することを定めている。
しょうしかしゃかいたいさくはくしょ【少子化社会対策白書】
少子化の状況やその改善策の概況に関する報告書。少子化社会対策基本法に基づいて、政府が毎年国会に提出している。少子化白書。
出典:gooニュース
少子化交付金、補助率引き上げ 自治体の結婚支援事業
三原じゅん子こども政策担当相は19日の記者会見で、自治体が少子化対策として結婚支援事業などに充てる国交付金の補助率引き上げや要件の見直しを行うと発表した。自治体から使いやすい運用を求める声があったとして「創意工夫を生かす取り組みを支援したい」と述べた。政府が近くまとめる経済対策に盛り込む方針。 見直すのは「地域少子化対策重点推進交付金」。
長野・中野市長選 湯本隆英氏が再選 少子化対策の加速化訴え
湯本氏は、1期4年の実績をもとに、2期目は少子化対策を加速化させるとし、小中学校給食費無償化や給食センターの新設・統合に取り組むなどと訴えた。また、地域経済の強化・活性化のために農業基盤の維持・拡大や企業の育成・誘致にも力を入れると訴え、支持を集めた。
少子化なのに「不登校」激増の異常事態 「無理して通わなくていい」は正しいのか
また、年々少子化が進行しているなかで、不登校の絶対数が増加しているのだから、児童生徒に占める不登校の割合の増加は、絶対数以上に深刻だということにもなる。 とくに23年度に急増した理由としては、コロナ禍の影響も指摘されている。集団生活を送る機会が減ったり、生活のリズムが崩れたりして、学校生活に適応しにくくなったというのである。たしかに、その影響はあるだろう。
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