川底/河底(かわぞこ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・夫唱婦随が美俗とされるところでは、夫の唱える知性の流れがどのように低い川底を走っていなければならないかということに新鮮なおどろきと悲しみの眼を瞠ったとき、婦人の知性の開眼はおこなわれるのであるとさえ思うのである。〔一九三九年八月〕・・・
宮本百合子
「知性の開眼」
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・・・その癖、今、都会人が散策する山径が、太古は箒川の川底に沈んでいただろう水成岩であること、その知識によって自然力の微妙さ永遠さを感じさせる手段は一つも講じてない。 近頃熾に東京日日新聞で、日本新八景の投票を募っているが、あれなど、どういう・・・
宮本百合子
「夏遠き山」
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