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(「入る」が四段活用の場合
  1. 心に深くしみる。

    1. 「何故 (なにゆゑ) か思はずあらむ紐 (ひも) の緒の—・りて恋しきものを」〈・二九七七〉

  1. 気に入る。心にかなう。

    1. 「なのめならず—・りて思ひいらるるもはかなし」〈・総角〉

  1. 納得する。よくわかる。

    1. 「西へ行く月をやよそに思ふらん—・らぬ人のためには」〈山家集・中〉

(「入る」が下二段活用の場合
  1. 深く心に留める。熱中する。

    1. 学問に—・れて、遊びの道にも入りたち給へる時に」〈宇津保藤原の君〉

  1. 関心を持つ。親身になる。

    1. 「算を—・れて教へけるに」〈今昔・二四・二二〉

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