出典:gooニュース
福島の果樹園、サクランボの授粉が最盛期
春は花の季節だ。 ソメイヨシノの満開後に、桃の花が一面に咲き開いたと思っていたら、今度はサクランボやリンゴや梨の花が続く。 福島市飯坂町湯野の横江義洋さん(76)の果樹園では、白いボンボンのような花で覆われたサクランボの木の下に15日、ミツバチが入った巣箱がひと箱、置かれた。 午前5時、横江さんが巣箱を開けると、蜂がいっせいに飛び出し、花に向かった
「結返し」でリンゴを授粉 福島市の果樹園
福島市飯坂町湯野の横江義洋さん(76)の果樹園では「サンふじ」の白いリンゴの花が咲き出し、18日に授粉作業が始まった。 山側にある果樹農家2人が手伝いにきて、7人で早朝からこなす。「果樹農家にとっては、花が咲いている時期が一番大事」と横江さん。 リンゴの多くの品種は「自家不和合性」だ。
梨の花が満開 授粉作業がピーク
梨農家の増山剛さん(45)の畑では授粉作業がピークを迎えている。3月に気温の低い日があったものの、開花は平年並み。生育は順調で、「今年も大きく甘く、育ってほしいね」。暖かい日差しのもと、綿毛のような「ぼんてん」に花粉を含ませ、手際よく作業を進めていた。(法野朱美)
もっと調べる